エコビルド2005-その2
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では一方、東京電力のライバル、東京ガスはどうか?環境性・高効率性・低ランニングコスト性に焦点を当てて比較してみる。
IHヒーターに対して、内炎式バーナーの「ピピッとコンロ」をPRしているが、熱効率を比較するとIHヒーター=90%、ガスコンロ=56%と、3歩負けている。でも、中華鍋も使えるし鍋を選ばない自由な料理ができる魅力で補うとして、私的には五分の勝負としたい。独断と偏見~(笑)
次に、エコキュートの対抗馬「エコジョーズ」はどうか?潜熱回収することで、従来のガス給湯器に比べると熱効率はUPし95%まできたが、エコキュート320%にはとても太刀打ちできそうもない。家庭に届くまでの電力のロスを考慮しても200%近いのだから・・・・どうしようもなくガスの負け。
温暖化対策においては、発電時や送電のエネルギー損失がないからガスの方が省エネに優れ、二酸化炭素排出も少ないと主張しているが、電動ヒートポンプの目覚しい高効率化を考えると、もはやどちらとも判断つかない。お互いが都合よく条件を設定して、敵より自分が優れてます!って言ってるのだから・・・。資料を片っ端から眺めてもよくわからなかった。
期待されるのは、現在開発中の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム。コージェネレーションシステムとは、1つのエネルギーから熱と電気など、複数のエネルギーを取り出して供給するシステムであるが、この新発想の家庭用給湯器が現実になれば、ガスエネルギーを投入して、家庭で電気とお湯を同時につくり出し、その電力で家庭での電力消費量の約60%もまかなえるようになるという。これは電力会社にとっては脅威にちがいない。ただ、燃料電池の省エネ性を最大限に発揮するには、お湯を余らせない運転が必要だそうで(電気と熱の需要量がシステム能力に合致している定格運転時に最高の効率となり、その理論値が80%)、逆説的に言えば、お湯を使わないなら効果は少ないとも言えそう。規模の大きいホテル等で実績はすでにあり、総合エネルギー効率60%以上の成績を出したようだが、理論値80%には及ばず、コージェネの限界もありそうだ。これに電動ヒートポンプを組み合わせた改善策も講じられているようなので、これからに期待してみたいと思った。
こちらはまだ未知数であり、原子力大嫌いの私は、ついつい好意的に見ているのだが、それにしても東京ガスのブースにはあまり関心が集まっていないようだった。
というわけで、現時点の私の独断と偏見による総合評価は、東京電力が半歩リード!だけど東京ガスの次の手に期待したい!というのが私なりの見解である。
京都議定書(地球温暖化防止)で温室効果ガス削減目標(6%)がかかげられ、それを受けて、これまで今ひとつ改善が進んでいなかった給湯分野の見直しが始まった。一般に家庭で消費されるエネルギーの1/3は給湯用途だそうで、両者とも、家庭での省エネの鍵はそこにあり!と取り組んでいるのがよくわかった。どちらにも魅力的な部分はあるのだから、電気VSガスなんて戦わずに、お互いのいいとこ採りをして、結果を出してくれたらいいのにね~と思うのは外部の人間の勝手な言い分かもしれないが、それって案外、良いかも・・・なんて(笑)
しかし、電気にしてもガスにしても、所詮は化石燃料を燃やすことが前提だから(原子力と水力・風力は異なるように見えるが、原子力はそもそも反対だから論外だし、水力や風力の発電所だって膨大な化石燃料を燃やして造っているという意味では、やはり化石燃料から始まっていると考えるべき)、より省エネ性・高効率の追求が、二酸化炭素削減策の主流のようだった。
つまるところ、限りある化石燃料をチビチビ節約して使い延命しましょうということ!
もっと遠い将来、化石燃料が無くなった時のシュミレーションは誰かしているのだろうか?
腕組して考えてたら、ふとそんな先のことが心配になってしまった。(夏代)
























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