エコビルド2005-その1
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東京ビックサイトにて行われた、「すまい・建築・都市の環境展 エコビルド2005」に行ってきた。これは、持続可能な循環型社会を目指そう!という趣旨で開催された博覧会で、それに即した建築的な様々な取り組みや最新情報、環境製品のPR展示がされていた。
注目を集めていたのは、東京電力TEPCOのブース。今、流行のIHクッキングヒーターを使ってのクッキング体験実習が行われていたり、テレビCMでもお馴染みの「オール電化住宅」にはかなりの力を注いでいた。その言い分は、こうだ。
IHヒーターにすると、火を使わないので室内の空気はクリーンのまま、水蒸気の発生もなく結露の心配もない(料理から出るのは別だが・・)。法規制もゆるくなり、内装制限は無し、レンジフードさえも不要となる。それでもって熱効率は高いというのだから、建築デザイナーとしてはかなり魅力的な代物。(個人的には、中華鍋が使えないのはちょっとなぁ~・・・ムムムと思いつつ。)
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さらに、「空気の熱でお湯が沸く」エコキュートを組み合わせれば、省エネ・経済性も高くなるという。エコキュートとは、世界初の家庭用自然冷媒給湯器で、電気のエネルギーで大気中の熱を汲み上げ、お湯を沸かすのに必要なエネルギーをつくりだすというもの(要はエアコンでお馴染みのヒートポンプの原理)。冷媒にフロンではなく自然界に存在する二酸化炭素を用いているのは好感もてるし、火を燃やさないので二酸化炭素削減にも貢献でき温暖化対策として有効、しかもこれは投入エネルギー1(電気)で3以上の熱エネルギー(給湯)を生みだせるという優れもの。電気はガスに比べ、発電所での廃熱や送電ロスで、家庭に届くまでエネルギー量が40~50%にまで落ち込むそうだが、そのロスを加味しても、燃焼式給湯器と比べ結果的に得られる熱エネルギーは2倍ちかいそうだ。また、割安の深夜電力と組み合わせ、低ランニングコストも実現でき、給湯以外に床暖房・浴室換気暖房乾燥など多機能化も可能という。
加えて、電力会社の発電量の約半分は化石燃料を燃やさない水力・原子力などによるため、ヒートポンプの効率との相乗効果で、格段に二酸化炭素の排出を削減できるという。まさに“地球温暖化対策の切り札”として電力によるヒートポンプを押し出し、世界中をオール電化してしまおうという勢いである。
でも、ちょっと待てよ!原子力???2001年時の発電は火力49%、水力7%、原子力44%(東京電力実績)だったそうだが、その後、原子力発電所のトラブルが相次ぎ原子力による発電は控えられた。が、どうやら最近は30%程度まで回復してきているようだ。発電の過程で二酸化炭素を発生しない原子力は環境性が良い!という口実で原子力利用拡大しようとしているようだが、それは、許しがたい。私は断固反対である。いやはや、危ない危ない!環境性・高効率性・低ランニングコストを達成しできたという東京電力の口車に乗せられて、危うく乗せられるところであった。(夏代)
























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