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セルフデザインのすすめ-その1

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 工務店に頼まずに、自らの手で家を建ててしまうことを、「セルフビルド」といいますが、今回僕は、「セルフデザイン」を提案したいと思います。早い話、建築家や工務店に設計依頼せずに、自らの手で家のデザインをし、図面を描いてしまおうということです。
 ここで皆さんは、素人が家の設計なんて出来る訳がないとおっしゃるでしょう。結論を先にいいますと、条件付で可能です。その条件とは、ズバリ「木造、2階建て、100㎡以下」です。「建築士法」によりますと、建築物の構造と規模により「設計、工事監理」をすることができる資格を定めています。例えば、「鉄筋コンクリート造、3階建て、300㎡」は、「2級建築士」でないと、「設計、工事監理」が出来ないとなっているのです。では、無資格で「設計、工事監理」できる建築物がないかというと、あるのです。それが、「木造、2階建て、100㎡以下」なのです。
 この、「木造、2階建て、100㎡以下」という条件。ちょっと小さ過ぎるのではと思われそうですが、これがなかなか侮れなくて、今までの日本の建築史をいろどってきた住宅の中にも、この条件に該当するものが数多く存在します。例えば、
●アントニン・レーモンド設計、カニンガム邸、木造2階、85㎡。
●吉田五十八設計、岩波別邸、木造平屋、99㎡。
●清家清設計、森博士の家、木造平屋、90㎡。
●清家清設計、斎藤助教授の家、木造平屋、63㎡。
●増沢洵設計、最小限住居(自邸)、木造2階、50㎡。
●増沢洵設計、コアのあるH氏のすまい、木造平屋、99㎡。
●生田勉設計、栗の木のある家、木造平屋、79㎡。
●篠原一男設計、から傘の家、木造平屋、55㎡。
●益子義弘設計、新座の家Ⅰ(自邸)、木造2階、62㎡。
以上、どうです?いずれも名作といわれる住宅ばかりでしょう。なのでこのエリアは、素人でも「設計、工事監理」が出来る、とてもおいしいエリアなのです。
 次に、「セルフデザイン」のメリットについてお話ししたいと思います。(剛)

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