消えたシーグラムビル

最近、暇つぶしにGoogle マップを眺めている。
これは、地図のほかにもサテライトといって、衛星写真を眺めることも出来るので、自分の家や新宿の高層ビル街などをサーチして楽しんでいた。
そこである時、もしかしたらニューヨークなども見れるのかなと覗いてみると、あるある。
エンパイヤーステートビルにクライスラービル、グランドゼロもしっかり確認できました。
当然ミーシアンである私としては、ミースのシーグラムビルはどこかいな探していると、あることに気が付いた。
それは、いくら探してもないのです、シーグラムビルが!
資料を引っ張り出してきて、所在地を確かめると、え~と、確かパーク・アベニューの52番街と53番街の間だったよな~。
やっぱりない・・・。
もしかして、取り壊されてしまったのでは・・・。

しばらくして、やっと気が付いた。
このサテライトの画像、航空写真をところどころ張り合わせているので、完全に真上からの画像とそうでない部分が出てきてしまう。
あるエリアは完全に真上からの画像だとしても、あるエリアからは若干ビルの側面も写ってしまうのである。
シーグラムビルがある街区は真上からの画像なのに、ひとつ手前の南の街区のビルが、斜めに延びた画像になっているため、それがシーグラムビルを隠してしまっているのだ。
哀れシーグラム、パーク・アベニューに面した広場しか写っていない。
ちょっと!! Googleさん!! これはいくらなんでもひどくない!!
一応、近代建築の金字塔なんですよ!!
もうちょっと、そこらへん配慮してくださいよ。
お願いしま~す。

よーし、今度はロイズ・オブ・ロンドンを見にいくか。
懲りないな、お前・・・。(剛)

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建築家のお名前

そもそもの始まりは、ミースとカーンだった。
この近代建築における二大巨匠が、実は同じ名前だということにビックリしたのだ。
ミースは、「Ludwig Mies van der Rohe」、日本語では「ルードヴィヒ・ミース・ファン・デル・ローエ」で、通称「ミース」と呼ばれている。
一方のカーンは、「Louis Isadore Kahn」、同じく日本語では「ルイ・イサドア・カーン」で、こちらも同じく「カーン」でとおっている。
ここで注目していただきたいのは、ミースとカーンではなく、ルードヴィヒとルイ。
このルードヴィヒとルイという名前、日本語で書くと全然関係のない名前のようだが、もとはゲルマンが由来の同じ系列の名前だったのだ。
この二つの名前は、5~6世紀のフランク王国の創建者であるメロヴィング王朝のClovis(クロヴィス、高名な戦士の意味)が変化した名で、ルードヴィヒはドイツ、ルイはフランスでそれぞれポピュラーな名前だ。
ちなみに、カーンがルイではなく「ルイス」とよく綴られているのは、カーンが主にアメリカで活躍した建築家なので、英語的な読み方としたのではないか。
そこで、ミースやカーンの他にも、この「ルイス」系の名前を探してみると、これが結構いるのです。

●ルイス系
Louis Henry Sullivan(ルイス・ヘンリー・サリヴァン)
Luis Barragan(ルイス・バラガン)
Ludwig Karl Hilberseimer(ルードヴィヒ・カール・ヒルベルザイマー)
Ludwig Wittgenstein(ルードヴィヒ・ヴィトゲンシュタイン)

さらに、いろいろ調べてみると、

●リチャード系
Richard Buckminster Fuller(リチャード・バックミンスター・フラー)
Richard Josef Neutra(リチャード・ジョゼフ・ノイトラ)
Richard Rogers(リチャード・ロジャース)
Richard Meier(リチャード・マイヤー)
Ricardo Legorreta(リカルド・レゴレッタ)
Ricardo Levi Bofill(リカルド・L・ボフィル)

●チャールズ系
Charles Rennie Mackintosh(チャールズ・レニー・マッキントッシュ)
Charles Edouard Jeanneret(シャルル・エデュアール・ジャンヌレ)→Le Corbusier(ル・コルビュジェ)
Carlo Scarpa(カルロ・スカルパ)
Charles Correa(チャールズ・コレア)
Charles Eames(チャールズ・イームズ)
Charles Gwathmey(チャールズ・グワスミー)
Charles Willard Moore(チャールズ・W・ムーア)

●ピーター系
Peter Behrens(ペーター・ベーレンス)
Pierre Chareau(ピエール・シャロー)
Pier Luigi Nervi(ピエール・ルイジ・ネルヴィ)
Peter Frederic Chester Cook(ピーター・フレデリック・チェスター・クック)
Peter Eisenman(ピーター・アイゼンマン)
Pierre Koenig(ピエール・コーニッグ)
Peter Zumthor(ピーター・ズントー)
Peter Rice(ピーター・ライス)

●ジョン系
Jean Prouve(ジャン・プルーヴェ)
Giovanni Ponti(ジョバンニ(ジオ)・ポンティ)
Jean Nouvel(ジャン・ヌーヴェル)
John Pawson(ジョン・ポーソン)
Hans Hollein(ハンス・ホライン)

などなど。
まったくデザインとは関係ないが、こおいうおバカなことを調べるのも結構楽しいですよ。

怪しい人名辞典

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MoCo House(モコハウス)

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以前から、街中をトレーラーに牽引されていくコンテナのカッコよさに惹かれていた。
あのチョットくすんだペイント。あまり馴染みのないロゴ。そして、深い陰影をつくる折板。
この即物的で、いかにも物流の王道じゃけんね、という感じが好きだったのだ。

そこであるとき閃いた。
普通、建物は現場でつくるのが一般的だ。
現場で、穴を掘り、基礎のコンクリートを打ち、柱を建て、屋根を葺き、壁を塗り、サッシを入れる。
あ~めんどくさい。
どんなに早く工事を進めても、最低半年はかかる。

ならば、コンテナを使って建物をつくってみてはどうか?
コンテナは、あらかじめ工場で設備機器や家具までセットした状態で製作される。
現場では、基礎工事と設備配管の引き込み工事のみがおこなわれる。
そしてある日、コンテナがトレーラーに牽かれて現場にやってくる。
コンテナは、クレーンで吊られ基礎の上にセットされる。
あとは、なかの設備が使えるよう配管・配線工事をするだけで、その日から建物として使用できるようになる。
これだと、現場での仕事はせいぜい長くて1ヶ月だ。

オー、なんて素晴らしい、トレビアン!

でも、チョッと待てよ。
これでは、よく工事現場に置いてある灰色がかった現場小屋や、ハウスメーカーのユニットハウスと同じではないか。
ウムム、ヒジョーにヤバイ。
なにか、もっと強力な手を考えねば・・・・。

あー、そっかそっか、なにもコンテナだけでつくる事もないんだ!
キッチンとか、浴室、トイレ、寝室、クロゼットなど、設備や家具を集約的に配置したい部屋をコンテナに押し込め、リビングやダイニングなど広々としたスペースが欲しい部屋は、鉄骨やパネルでつくればいいんだ!
ビルディング用のカーテンウォールなんてのも良いかも。
これだと、コンテナオンリーで建てるより多少時間がかかってしまうが、それでも部材を工場製作しておけば、かなり短い工期で済むだろう。

そして、なによりコンテナを使って建物をつくるメリットは、そのコストの安さだ。
長さ6mのコンテナを新品で購入すると、約70万円。
中古品だと、20万円ほどで手に入る。
えーと、コンテナは幅が2.4mなので、長さが6mだとすると、14.4㎡。
ざっと4.35坪だ。
てことは、新品のコンテナでは躯体のみで16万円/坪という計算になる。
通常の木造住宅の躯体が、30万円/坪はかかることを考えると、かなりお得といえるのでは?
余ったお金で、猫脚の浴槽にするも良し、オーダーメイドのシステムキッチンを入れるも良し、大理石の洗面カウンターにするも良し、それはあなたのお好み次第・・・。

さらに住み始めてから何年か後に、この住宅の次なる特性が発揮される時がやってくる。
ある時、あなたは突然会社から、ニューヨーク支社への転勤を命じられる。
今の日本では土地は売れても、そこに建っている住宅の価値はないに等しい。
あ~、セッカク手塩にかけてつくりあげた家を取り壊さなければいけないのか~。
しかし、落胆することはありません。
電話すべきは解体屋さんではなく、横浜南本牧にある世界最大のコンテナ運輸会社マースクシーランド社。
そうです。家をまた分解し、コンテナ船にのっけてアメリカに送ってしまうのです。
あなたが、ニューヨーク支社へ赴任してきた時は、パナマ運河を通って、はるばるやって来た以前の家があなたを迎えてくれるでしょう。

こんなフレキシブルに変化する家を、MoCo House(モコハウス、Moving Container Hose、移設可能なコンテナの家)と名付けました。
いつかこの家が太平洋の東と西を、あっちに行ったり、こっちに来たりするようになったらいいな~。(剛)

Murao Design Works:MoCo Houseのページ。
MAERSK SEALAND:世界最大のコンテナ運輸会社マースクシーランド社。
Home-Room:志田茂氏考案のLWH(ライトウェイトハウス)。
Jones,Partners:コンテナを使ったPRO/conシステム・パッケージ・ハウス。

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Lotus'06モデル発表展示会

フッフッフ。夏代に内緒で行って来ちゃった Lotus'06モデル発表展示会。会場は六本木の泉ガーデンギャラリー。
会場に一歩足を踏み入れると、微かなライトに照らされて、エリーゼやエキシージなどの現行モデルと、昔のエリートやエランそして数台のレーシングカーが、既に数人の来場者に囲まれて展示されていた。ということで、最初はやっぱりエリーゼ。

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ちなみにフロントのボンネットは、開かないそうです。

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このドア、一見天地が高くて乗り降りしやすく見えるが、中を覗くとぶっといサイドシルがドアの陰に隠れている。エ~、これはチョット詐欺なんじゃない。

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おー、なんてシンプルなメーター周り。右ハンドルが嬉しいね。

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このドアの付け根のヒンジが、ゴッツクていいよね~。アルミの押出し材だな。

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リアスタイルは、テールランプが結構普通。

その次はエリーゼのルーフ付きモデル、エキシージ。かなり気合が入っているぞ。
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このコンパクトなサイドビューはたまりませんな~。

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おーい。スーパーチャージャーのダクトで、後ろが全然見えませんよー。

あと、歴代のロータスの名車達。
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ロータス初のクーペモデル、エリート。FRPモノコックボディーの先進的なデザイン。でも、商業的には失敗作。

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エリ-トの失敗を受けて製作されたモデル、エラン。スチールバックボーンフレームにFRPボディと幾分おとなしめの設計となったが、商業的には大成功で、ロータスを経営危機から救うことになる。初代のユーノスロードスターが、これに良く似ているって批判されてたっけ。

それにしてもロータス、こう見ると基本的にはボディーメーカーだな。エリートのFRPモノコックボディーから、エリーゼの押し出し材の接着とリベット留めによるアルミフレームまで、その時代における最新技術で構築している。ウーン、やっぱりボディー剛性なのか、と考えながら会場を後にした。(剛)

エルシーアイ株式会社 :Lotusの、 日本における正規輸入総代理店。
Lotus ELISE Home Page:エリーゼのHP。
GAW'S GARAGE:エリーゼ・フェーズ2のHP。

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アストンマーティン ヴァンキッシュ

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港区麻布台の飯倉交差点付近にある、アストン・マーティンの代理店アトランティックカーズを先日訪れた。中にはガンメタとブラックのヴァンキッシュ。それとダークメタリックレッドのDB9。どちらも目が飛び出るくらい高価なので、ゆっくりと目の保養をさせてもらった。
それにしても、なんてカッコイイ車なのだろう。DB9も良いが、ヴァンキッシュはちょっと別格。雑誌を眺めていた時は、DB9のクリーンでスマートなスタイリングと比較して、ヴァンキッシュはどこか垢抜けない印象があった。しかし、展示されている実車を目の当たりにすると、雑誌の小さな写真では解らないヴァンキッシュの抑揚のあるボディラインが迫ってくるのだ。
特にリアフェンダー。このリアフェンダーの膨らみが前のドアパネルに少し掛かり、そこにちょっと不思議な縦のラインを生じさせている。最近の車で、サイドにこのような縦のラインを入れるのは珍しく。個人的にはこのラインが、ヴァンキッシュのスタイリングを語る上で大きな鍵になっていると思う。ちなみにDB9では、この縦のラインはなく、フロントフェンダーからリアフェンダーへ流れるようなサイドビューが展開する。
さらに、Aピラーからルーフを通りリアウィンドーをなめるようにして廻りこむステンレスのモールも特徴的だ。普通このクラスのハイパフォーマンスカーでは、こんな大胆なモールは入れず、ブラックアウトさせるのが常套手段だ。なので、最初はちょっとオヤジグルマ的な印象を受けたが、このモールによりアグレッシブなカタチがさらに引き締まり、適度なエレガンスモードも演出している。ボディーカラーがブラックだとさらにゴージャス感も加わる。
しかし、このヴァンキッシュが登場してからのアストンマーティンはすごいな~。ヴァンキッシュ、DB9、そして今度登場するV8 ヴァンテージ 。この3車、一見すると良く似ているが、ちゃんとそれぞれのレンジにあった個性を主張している。これ、なかなかこうも上手くできるもんじゃありませんよ!でも、こういうクルマ達をデザインできたら、すごく楽しいだろうな~。(剛)

Diary of a MADMAN:Aston Martin
蒼蜘蛛の独り言:徹底的アストン主義。
究極のスポーツカー最新情報ブログ:アストンマーティン 「V8 ヴァンテージ」 発売!
ウエストリバー通信:アストンマーティンのニューモデル


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エコビルド2005-その2

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では一方、東京電力のライバル、東京ガスはどうか?環境性・高効率性・低ランニングコスト性に焦点を当てて比較してみる。
IHヒーターに対して、内炎式バーナーの「ピピッとコンロ」をPRしているが、熱効率を比較するとIHヒーター=90%、ガスコンロ=56%と、3歩負けている。でも、中華鍋も使えるし鍋を選ばない自由な料理ができる魅力で補うとして、私的には五分の勝負としたい。独断と偏見~(笑)
次に、エコキュートの対抗馬「エコジョーズ」はどうか?潜熱回収することで、従来のガス給湯器に比べると熱効率はUPし95%まできたが、エコキュート320%にはとても太刀打ちできそうもない。家庭に届くまでの電力のロスを考慮しても200%近いのだから・・・・どうしようもなくガスの負け。
温暖化対策においては、発電時や送電のエネルギー損失がないからガスの方が省エネに優れ、二酸化炭素排出も少ないと主張しているが、電動ヒートポンプの目覚しい高効率化を考えると、もはやどちらとも判断つかない。お互いが都合よく条件を設定して、敵より自分が優れてます!って言ってるのだから・・・。資料を片っ端から眺めてもよくわからなかった。
期待されるのは、現在開発中の家庭用燃料電池コージェネレーションシステム。コージェネレーションシステムとは、1つのエネルギーから熱と電気など、複数のエネルギーを取り出して供給するシステムであるが、この新発想の家庭用給湯器が現実になれば、ガスエネルギーを投入して、家庭で電気とお湯を同時につくり出し、その電力で家庭での電力消費量の約60%もまかなえるようになるという。これは電力会社にとっては脅威にちがいない。ただ、燃料電池の省エネ性を最大限に発揮するには、お湯を余らせない運転が必要だそうで(電気と熱の需要量がシステム能力に合致している定格運転時に最高の効率となり、その理論値が80%)、逆説的に言えば、お湯を使わないなら効果は少ないとも言えそう。規模の大きいホテル等で実績はすでにあり、総合エネルギー効率60%以上の成績を出したようだが、理論値80%には及ばず、コージェネの限界もありそうだ。これに電動ヒートポンプを組み合わせた改善策も講じられているようなので、これからに期待してみたいと思った。
こちらはまだ未知数であり、原子力大嫌いの私は、ついつい好意的に見ているのだが、それにしても東京ガスのブースにはあまり関心が集まっていないようだった。

というわけで、現時点の私の独断と偏見による総合評価は、東京電力が半歩リード!だけど東京ガスの次の手に期待したい!というのが私なりの見解である。
京都議定書(地球温暖化防止)で温室効果ガス削減目標(6%)がかかげられ、それを受けて、これまで今ひとつ改善が進んでいなかった給湯分野の見直しが始まった。一般に家庭で消費されるエネルギーの1/3は給湯用途だそうで、両者とも、家庭での省エネの鍵はそこにあり!と取り組んでいるのがよくわかった。どちらにも魅力的な部分はあるのだから、電気VSガスなんて戦わずに、お互いのいいとこ採りをして、結果を出してくれたらいいのにね~と思うのは外部の人間の勝手な言い分かもしれないが、それって案外、良いかも・・・なんて(笑)
しかし、電気にしてもガスにしても、所詮は化石燃料を燃やすことが前提だから(原子力と水力・風力は異なるように見えるが、原子力はそもそも反対だから論外だし、水力や風力の発電所だって膨大な化石燃料を燃やして造っているという意味では、やはり化石燃料から始まっていると考えるべき)、より省エネ性・高効率の追求が、二酸化炭素削減策の主流のようだった。
つまるところ、限りある化石燃料をチビチビ節約して使い延命しましょうということ!
もっと遠い将来、化石燃料が無くなった時のシュミレーションは誰かしているのだろうか?
腕組して考えてたら、ふとそんな先のことが心配になってしまった。(夏代)

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エコビルド2005-その1

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東京ビックサイトにて行われた、「すまい・建築・都市の環境展 エコビルド2005」に行ってきた。これは、持続可能な循環型社会を目指そう!という趣旨で開催された博覧会で、それに即した建築的な様々な取り組みや最新情報、環境製品のPR展示がされていた。
注目を集めていたのは、東京電力TEPCOのブース。今、流行のIHクッキングヒーターを使ってのクッキング体験実習が行われていたり、テレビCMでもお馴染みの「オール電化住宅」にはかなりの力を注いでいた。その言い分は、こうだ。
IHヒーターにすると、火を使わないので室内の空気はクリーンのまま、水蒸気の発生もなく結露の心配もない(料理から出るのは別だが・・)。法規制もゆるくなり、内装制限は無し、レンジフードさえも不要となる。それでもって熱効率は高いというのだから、建築デザイナーとしてはかなり魅力的な代物。(個人的には、中華鍋が使えないのはちょっとなぁ~・・・ムムムと思いつつ。)
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さらに、「空気の熱でお湯が沸く」エコキュートを組み合わせれば、省エネ・経済性も高くなるという。エコキュートとは、世界初の家庭用自然冷媒給湯器で、電気のエネルギーで大気中の熱を汲み上げ、お湯を沸かすのに必要なエネルギーをつくりだすというもの(要はエアコンでお馴染みのヒートポンプの原理)。冷媒にフロンではなく自然界に存在する二酸化炭素を用いているのは好感もてるし、火を燃やさないので二酸化炭素削減にも貢献でき温暖化対策として有効、しかもこれは投入エネルギー1(電気)で3以上の熱エネルギー(給湯)を生みだせるという優れもの。電気はガスに比べ、発電所での廃熱や送電ロスで、家庭に届くまでエネルギー量が40~50%にまで落ち込むそうだが、そのロスを加味しても、燃焼式給湯器と比べ結果的に得られる熱エネルギーは2倍ちかいそうだ。また、割安の深夜電力と組み合わせ、低ランニングコストも実現でき、給湯以外に床暖房・浴室換気暖房乾燥など多機能化も可能という。
加えて、電力会社の発電量の約半分は化石燃料を燃やさない水力・原子力などによるため、ヒートポンプの効率との相乗効果で、格段に二酸化炭素の排出を削減できるという。まさに“地球温暖化対策の切り札”として電力によるヒートポンプを押し出し、世界中をオール電化してしまおうという勢いである。
でも、ちょっと待てよ!原子力???2001年時の発電は火力49%、水力7%、原子力44%(東京電力実績)だったそうだが、その後、原子力発電所のトラブルが相次ぎ原子力による発電は控えられた。が、どうやら最近は30%程度まで回復してきているようだ。発電の過程で二酸化炭素を発生しない原子力は環境性が良い!という口実で原子力利用拡大しようとしているようだが、それは、許しがたい。私は断固反対である。いやはや、危ない危ない!環境性・高効率性・低ランニングコストを達成しできたという東京電力の口車に乗せられて、危うく乗せられるところであった。(夏代)

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アルミニウム-その1

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右は、最近集め始めたアルミニウムのサンプルです。十字断面の柱材とダブルウエブの梁材。そしてアルミハニカムパネル。どれもまだ使ったことがない部材ですが、時々手にとって眺めています。
アルミは、鉄や銅と比べて新しく発見された金属で、1782年フランスの科学者ラボワジェが、明ばん石が金属の酸化物ではないかという新説を発表したのを皮切りに研究が進み、1886年にアメリカのホールとフランスのエルーによる電解精錬法(ホール・エルー法)、1888年のオーストリアのバイヤーによる湿式アルカリ法(バイヤー法)により、やっとアルミの大量生産方法が確立されました。なので実用化されてから、せいぜい100年余りの歴史しかないと言うことです。
アルミの特性は、
①、軽い。
②、熱や電気を伝えやすい。
③、耐食性がある。
④、リサイクルしやすい。
⑤、加工性がよい。
などが挙げられます。①は、アルミの比重が2.7で、鉄や銅の1/3の重さしかないことによります。よって同じ強度の構造物の場合、鋼の2/3程度の重量で造ることが出来ます。②の熱伝導率の高さにより、エアコンの熱交換器や車のラジエターに、導電率の高さで送電線等に利用されています。③は、アルミが大気中で薄い酸化皮膜を形成し、それが腐食を防いでいるからです。④は、アルミの融点が650℃と低いため簡単に溶かすことができ、再生時にかかるエネルギーが新地金の精錬時の3%ですむからです。事実、再生地金の使用率は50%に達しています。⑤は、押出し成形や鋳造が容易なこと。さまざまな接合方法が確立していることによります。
と、なかなか魅力的な特性を備えたアルミですが、こと建築の世界ではアルミサッシぐらいにしか、利用されていないのはなぜなのでしょうか?それをこれから考えたいと思います。(剛)

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ノモス テーブル-その2

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 秀光の浜松町ショールームを訪れて、確認したかったことは唯ヒトツ。丸テーブルはどうなのかな~ということでした。ノモステーブルには、甲板の形状により長方形、正方形、丸型などのバリエーションがあります。その中でも特に、丸テーブルのアポロ月面着陸船を思わせる姿がとても気に入っていたので、ぜひ実物を確認しておきたかったのです。ちなみに、ノーマン・フォスター氏のかつてのパートナーであるリチャード・ロジャース氏も、自邸のダイニングではこの丸テーブルを使用しています。(この二人結構仲が良いのかな?)
 というわけで、秀光の係りの方にOKをもらい、薄暗いショールームの中を探索すると、丸テーブルとちょっと長目の長方形のテーブルがありました。しかし、ここで丸テーブルの根本的な欠点が判明してしまいました。それは、甲板が以外に安定していないということです。そもそもノモステーブルは、スチールのフレームにガラスの甲板を置いているだけなので、ガラスを支えるアームの長さが足りないと、甲板の端に体重をかけた時に、簡単に反対側が浮き上がってしまうのです。これでは日常の生活に支障があるので、泣く泣く丸テーブルはあきらめて、80cm×160cmの長方形のテーブルを注文しました。
 次はダイニングチェアーの選択ですが、テーブルは僕の我儘でノモスにしてしまったので、今度は夏代に決めてもらうことにしました。(夏代は最後まで、ガラスのテーブルに不安を感じていました。)彼女が選んだ椅子は、ヤコブセンの白いアリンコチェアー(通称白アリ)と、黄色いセブンチェアー、あとハリー・ベルトイヤーのスモールダイヤモンドチェアーを黄色と水色のパットで一脚ずつ、計四脚購入しました。
 ダイニングチェアーの方は、オーダーしてから2週間程で配送されてきましたが、肝心のテーブルは待てど暮せどなかなかやってきませんでした。まあ、オーダーしてから半年は待たされると聞いていましたので、しょうがないのですが。
 そして12月に入り、やっと川崎港の配送センターに到着したとの連絡を受けた僕達は、事務所の後輩の佐藤君にライトバンを出してもらい、配送センターに受け取りに行きました。(剛)

YoichiTakagi iBlogs:ノーマン・フォスターのノモステーブルが欲しい!

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FORD KA-その2

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 さて、世田谷通り沿いの「フォード成城店」で、KAの実車を確認した僕達は、次はボディーカラーを何色にするかという選択を迫られました。最初は、シルバーやブラックなどの無彩色が、KAの張りのあるボディーを引き立ててくれるのではないのかと考えましたが、ひとつ気になることがありました。それは、内装のことです。
 このKAという車、インテリアにボディーの鋼板が露出しているのです。最近の車は衝突時の乗員の安全性を考慮して、インテリアに鋼板のような硬いものを露出させないような設計になっていますが、KAのような低価格車ではコスト削減のため、このようなデザインになっています。当然、ボディーカラーがインテリアの印象を左右することになるのです。
 そうなると、シルバーやブラックのボディーパネルが露出したインテリアは、ちょっとジミ~なカンジになってしまうのでした。ただでさえ、KAのインテリアデザインはたいしたことないので、これは再考の余地ありです。
 しかし、他の色はどれもメタリックが入っていて、レッドだけが唯一のソリッドカラーでした。僕個人の意見としては、KAのようなチッコイクルマは、メタリック色やパール色で高級感を出すより、多少チープに見えてもソリッド色により軽快感や躍動感を表現したほうが、こういうクルマにはあっていると思います。話はそれますが、最近の小型国産車は、どれもメタリックやパールの設定を増やしていますが、もっと基本となるソリッドカラーの設定を充実させなさいと言いたい。かえってメタリックやパールのほうが、安っぽく見えてしまうことだってアルノデスゾ。
 てなカンジで、そろそろレッドで決めようかな~と考えていたときに、うちのオフクロが、一枚の新聞の切り抜きを持ってきました。それは、50台限定のイエローKAの広告でした。持つべきものは親ですね。いままで、あーだこーだ言ってましたが、あっさりこのイエローKAをオーダーしてしまいました。(剛)

流れを見つつ: ジマンのKA
なつ丸の記録

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